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2024.05.10

自動化や省人化に焦点、食と包装の最新技術を提案/2024中部パック

中部包装食品機械工業会(会長・生田涌希フジキカイ社長)は4月17日~20日、中部地区最大級の食と包装の展示会「2024中部パック」を名古屋市港区のポートメッセなごやで開催した。4日間で約5万人が来場し、会場は自動化や省人化に関心を持った人でにぎわった。

 今回展では、包装機械メーカーや食品機械メーカー、商社など約200社がブースを構えた。
 安川電機は「2023国際ロボット展(iREX2023)」でも発表した自律型ロボット「MOTOMAN NEXT(モートマンネクスト)シリーズ」を出展。形状や大きさにばらつきのある野菜をロボットが自律的に仕分けするデモに注目が集まった。
 包装機械メーカーのフジキカイ(名古屋市中村区、生田涌希社長)はパートナー企業のゼアーレボ(東京都港区、黒土浩太郎社長)の協力を得て、パレット(荷役台)に段ボール箱を積み降ろすパレタイジング/デパレタイジング作業をファナック製の協働ロボット「CRX-25iA」で自動化するデモを披露した。

  • 安川電機は「MOTOMAN NEXT(モートマンネクスト)シリーズ」を出展

  • フジキカイはファナック製の協働ロボット「CRX-25iA」を使ったパレタイジングとデパレタイジングの自動化デモを披露

 その他、主催者による特別講演や、出展者各社による持続可能な開発目標(SDGs)をテーマとしたセミナーなども開催された。
                     (ロボットダイジェスト編集部 山中寛貴)

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