
タイにショールームを開設/FUJI
FUJIは8月9日、グループ会社の子会社でタイで事業を展開するFUJIマシーン(タイランド)の建屋を拡張し、「FUJIマシーン・アジア・イノベーション・センター」を開設したと発表した。電子部品実装ロボットの最新機種を用いた生産フロア自動化システムのデモンストレーションなどを展示する。
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FUJIは8月9日、グループ会社の子会社でタイで事業を展開するFUJIマシーン(タイランド)の建屋を拡張し、「FUJIマシーン・アジア・イノベーション・センター」を開設したと発表した。電子部品実装ロボットの最新機種を用いた生産フロア自動化システムのデモンストレーションなどを展示する。
コバヤシ精密工業(相模原市南区、小林昌純社長)は、航空機や工作機械、ロボットなどの小ロット部品の切削加工を得意とする従業員数22人の町工場だ。工作機械メーカーが販売する協働ロボットシステムや工作機械内蔵型のロボットシステムを導入し、被削材(ワーク)の交換などを自動化した。「ロボットの導入で生産性は大幅に向上し、スタッフへの負担が大きい夜勤シフトをなくすこともできた。ロボットがなければ事業を継続できなかった」と小林社長は語る。
ヤマハ発動機と自動運転ソフトウエアの開発を手掛けるティアフォー(名古屋市中村区、加藤真平社長)の共同出資会社eve autonomy(イブ・オートノミー、 静岡県磐田市、星野亮介最高経営責任者<CEO> )は8月1日、屋外対応型の無人搬送ソリューション「eve auto(イブ・オート)」の新たな提供方法として、「販売プラン」を開始すると発表した。
FA(ファクトリーオートメーション=工場自動化)機器や機械工具の専門商社の中央工機(名古屋市昭和区、黒川学社長)は昨年9月、愛知県安城市にある安城営業所併設の物流自動化ショールーム「クリエイトスペース」をリニューアルオープンした。ショールームでは、協働ロボットや自律走行型搬送ロボット(AMR)を使った複数のデモシステムを展示する。同社はクリエイトスペースの開設を機に工場内物流の自動化ソリューション提案を強化し、システムインテグレーター(SIer、エスアイアー)としての認知度向上につなげる構えだ。
今回取り上げる「食品箱詰め装置」は、エプソン販売(東京都新宿区、栗林治夫社長)、フレアオリジナル(長野県坂城町、田中陽一郎社長)、エヌアイシ・オートテック、SMCの4社が共同開発した食品箱詰め用のロボットシステムだ。
オカムラは7月18日、自社で取り扱うノルウェーのオートストア製のロボット自動倉庫システム「AutoStore(オートストア)」に使われる箱型ロボットのレンタルプランを開始したと発表した。
英国ロンドンに本社を構えるDexory(デクソリー)は、ロボット技術と人工知能(AI)を使って物流倉庫内の在庫状況の可視化や在庫管理の効率化を実現するソリューションを提供する。アンドレイ・ダネスク最高経営責任者(CEO)兼共同創業者は「わが社が提供するソリューションを使えば、在庫情報をデータで管理できる。物流業界のデジタルトランスフォーメーション(DX=デジタル技術による変革)を支援したい」と語る。
NVIDIA(エヌビディア)は7月30日、人型ロボット(ヒューマノイド)の開発を加速させるためのサービスやプラットフォームの提供を開始すると発表した。開発のマネジメントやトレーニング、AIの強化学習などを支援するもので、対象は大手ロボットメーカーや人工知能(AI)モデル開発者、ソフトウエアメーカーなど。
産業機械メーカーのスギノマシン(富山県滑川市、杉野良暁社長)は板金加工の現場向けに「溶接ロボットシステム」と「カエリ取りシステム」を開発し、今年7月から受注を開始した。両方ともパッケージ仕様のロボットシステムで、ティーチング(動作を覚えさせること)に手間をかけることなく溶接作業やバリ取り作業を自動化できるのが特徴だ。同社は産業用ロボットと自動化システムの専門展「ロボットテクノロジージャパン(RTJ)2024」に出展し、両システムを披露した。
アイエイアイ(IAI、静岡市清水区、石田徹社長)は本社を移転し、7月17日から新本社での業務を開始した。新本社は旧本社と同じ静岡市清水区内で、電話番号とFAX番号は変更なし。