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量販店向け倉庫で搬送ロボ稼働/Rapyuta Robotics

Rapyuta Robotics(ラピュタロボティクス、東京都中央区、ガジャン・モーハナラージャ最高経営責任者〈CEO〉)とプラスオートメーション(東京都港区、飯間卓社長)は、京葉流通倉庫(埼玉県戸田市、箱守和之社長)が運営するさいたま市岩槻区の倉庫に、商品の位置を自動で判断する自立走行型搬送ロボット(搬送ロボット)を導入し、11月より稼働を開始した。

食品や飲料の倉庫で活用できる自動搬送ソリューションを提案/ZMP

ZMP(東京都文京区、谷口恒社長)は11月、同社が開発、販売する無人搬送車(AGV)「CarriRo(キャリロ)」を活用した食品・飲料倉庫向けの提案に力を入れ始めた。従来、荷役台(パレット)に載せた食品・飲料の箱を搬送するには、多くのフォークリフトが必要になり、費用などの面で課題があった。また、棚から出荷製品を集めるピッキングには多くの人手が必要となり、飲料の場合には重量物となるため、作業者への負担が大きかった。

初心に返り中小向けの自動化を/三機

加工補助具や工具などを幅広く扱う商社の三機(名古屋市熱田区、木島正人社長)は、昨年3月にRB企画課を新設し、協働ロボットやロボット周辺機器などの販売をスタートした。現在は3社の協働ロボットを取り扱い、コストを抑えた自動化の提案を強みとする。10月には、同社として初めてのプライベートショー(PS)を本社で開催。「うちの強みは低価格。中小企業が気軽に導入できる提案をしていきたい」と木島社長は強調する。

ウィズコロナで活況、専門展に見る最新ロボット提案【前編】

新型コロナウイルス感染症の影響で、オンライン版ではない対面型の展示会が延期や中止となる中、名古屋市内でロボット関連の専門展など複数の展示会が同時開催された。コロナと共存する「ウィズコロナ」の時代には、人との接触を減らすためにロボットが重要になるが、会場ではどのような自動化提案が見られたのか? 前編、後編の2回にわたりリポートする。

中小企業のロボット導入のポイントをセミナーで/FA・ロボットシステムインテグレータ協会

ロボットのシステム構築を担うシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)の業界団体、FA・ロボットシステムインテグレータ協会(SIer協会、会長・久保田和雄三明機工社長)は10月19日、ウェブセミナー「中小企業におけるロボット導入事例紹介セミナー」を開催した。SIerの会員企業や公的機関の関係者など約150人が視聴した。

[注目製品PickUp!vol.30]床から棚の上まで手が届く/岐阜機械商事「キャリスター・ロボ」

岐阜機械商事(岐阜県岐阜市、関谷治頼社長)は、電動昇降機に協働ロボットを取り付けたロボット台車「キャリスター・ロボ」を発表した。開発したのは機械設計や製作を手掛ける子会社のアイビーデザイン(岐阜県可児市、同社長)。台車に乗せることで自由に移動させられ、昇降機能を使えば、床から高所に至るまで、広い範囲にロボットハンドの先端が届く。「台車と組み合わせることで、中小企業でも気軽に自動化できる」と関谷社長は強調する。

MonotaROから搬送ロボ400台など受注/日立製作所

日立製作所は8月25日、工場用資材の通信販売会社MonotaRO(モノタロウ)の物流倉庫向けに、搬送設備や倉庫制御システムを受注したと発表した。モノタロウが兵庫県猪名川町に開設する「猪名川ディストリビューションセンター(仮称)」に、日立インダストリアルプロダクツ(東京都千代田区、小林圭三社長)の小型自動搬送ロボット「Racrew(ラックル)」400台など納入する。

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