[ロボットが活躍する現場vol.19]自社で立ち上げた、樹脂部品に価値を付加するロボット/hakkai
hakkai(ハッカイ、新潟県南魚沼市、関聡彦社長)は、樹脂部品の一貫生産を得意にする中小企業だ。特に10mm以下の微細で精密な樹脂部品の量産加工に強みを持つ。樹脂成形の生産現場には古くから産業用ロボットを導入してきたが、今年1月には自社開発のロボットシステムを稼働させた。関社長は「自動化は樹脂部品にパーツを付加し、価値も付加する一手」と胸を張る。
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hakkai(ハッカイ、新潟県南魚沼市、関聡彦社長)は、樹脂部品の一貫生産を得意にする中小企業だ。特に10mm以下の微細で精密な樹脂部品の量産加工に強みを持つ。樹脂成形の生産現場には古くから産業用ロボットを導入してきたが、今年1月には自社開発のロボットシステムを稼働させた。関社長は「自動化は樹脂部品にパーツを付加し、価値も付加する一手」と胸を張る。
セイコーエプソンは12月10日、「2021年 年末社長記者会見」をオンラインで開催した。小川恭範社長が登壇して今年1年の振り返りや、3月に発表した長期ビジョン「Epson 25 Renewed(エプソン25リニュード)」の取り組みを報道関係者に詳しく説明した。
スイスに本社を置く大手ロボットメーカーのABBは9月22日、水平多関節(スカラ)ロボットの新機種「IRB 920T」を発売したと発表した。同製品は電子機器の組み立て用途を想定したもの。サイクルタイムは現行機種よりも最大14%高速で、クラス最高レベルの速度と位置繰り返し精度を実現する。
台湾の機械要素部品メーカー、ハイウィンの日本法人(神戸市中央区、楊豊銘代表)は約100億円を投じ、同市内に新本社工場を建設する。新本社工場の建設を機にロボット関連製品の生産能力を強化する他、工作機械業界向けの直動製品や半導体製造装置業界向けの精密ステージなども増産する。
セイコーエプソンは6月10日、報道関係者やアナリスト、機関投資家向けに「マニュファクチャリングソリューションズ事業戦略説明会」をオンラインで開催した。ロボットを販売するだけでなく、今後は工場内の顧客のニーズや期待を起点に、顧客のものづくりを革新するソリューションを提供する方針に大きく転換するという。
アジア最大級の食品機械展「FOOMA JAPAN(国際食品工業展) 2021」が会期2日目を迎えた。初日は天気にも恵まれ、緊急事態宣言下だったにもかかわらず4361人が来場した。会場では最新の食品機械やロボットシステムなどが一堂に展示され、機械内部やロボットの動きを興味深そうにのぞき込む来場者の姿も多く見られた。2日目以降も引き続き、出展者と来場者の熱い商談が期待できそうだ。
電子部品を基板に装着する電子部品実装ロボットで高いシェアを占めるFUJIは4月12日、小型多関節ロボット「SmartWing(スマートウィング)」のアドバンストロボセルシリーズとして、基板の組み立て工程を自動化する「基板組立ロボセル SW-BA」の受注を開始したと発表した。
産業用ロボットを製造、販売する不二越は3月18日、小型ロボットの新機種を今月発売すると発表した。
オムロンは1月22日、可搬質量やリーチ長、機能性などを向上させたスカラロボットの「i4シリーズ」を発売した。i4シリーズはハイエンド機種の「i4H」とエントリー機種の「i4L」の2シリーズをラインアップ。従来よりも幅広い作業ができるスカラロボットとして提案する。
新型コロナウイルス感染症の影響で、オンライン版ではない対面型の展示会が延期や中止となる中、名古屋市内でロボット関連の専門展など複数の展示会が同時開催された。コロナと共存する「ウィズコロナ」の時代には、人との接触を減らすためにロボットが重要になるが、会場ではどのような自動化提案が見られたのか? 前編、後編の2回にわたりリポートする。