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協働ロボット

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[ロボットが活躍する現場vol.39]「センサー×協働ロボ」で加工精度を安定/メトロール

センサーメーカーのメトロール(東京都立川市、松橋卓司社長)は、工作機械のマシニングセンタ(MC)と協働ロボットを組み合わせて、センサーのきょう体の部品加工を自動化した。自社のセンサーを複数使い、自動化システムと連携させて、部品の加工精度を安定させた。松橋社長は「人手不足が進む中、作業者は繰り返し作業でなく、付加価値の高い業務を担うべき。センサーを駆使すれば、MCの加工精度を担保できるという実例を社内に作りたかった」と構築の狙いを明かす。

[ショールーム探訪vol.29]三品産業に自動化を/ブイ・アール・テクノセンター「岐阜県ロボットSIセンター」

ロボットダイジェストの記者が、読者に代わりショールームを訪問する連載企画「ショールーム探訪」。第29回は、岐阜県や製造業関連の民間企業などが共同出資で設立した「第三セクター」のブイ・アール・テクノセンター(岐阜県各務原市、松原正隆社長)が運営する「岐阜県ロボットSIセンター」を訪問した。地域産業の高度化を使命に掲げる同社は、食品、医薬品、化粧品の三品産業をはじめとしたロボットの未活用領域をターゲットに、産業用ロボットを使った自動化システムを提案する。

[SIerを訪ねてvol.49]何も分からない状態から積み重ねた経験/カトウ

カトウ(川崎市中原区、加藤欣吾社長)は製缶や板金、切削加工などを得意とする企業で、近年はシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)事業にも力を入れる。これまで自社工場の溶接工程の自動化などに取り組んできた。今年6月には自社工場で稼働するロボットシステムをパッケージ化して外販するなど、積み重ねた自動化のノウハウをSIer事業に生かす。加藤社長は「製造業にはロボットを導入したいが使い方が分からない、との悩みを持つ企業は多い。わが社の経験を生かし、そうした企業の自動化に貢献したい」と語る。

[ロボットが活躍する現場vol.38]2台の協働ロボットで単発プレス加工を自動化/大伸

自動車部品などの単発プレス加工を手掛ける大伸(愛知県刈谷市、伊藤大蔵社長)は昨年8月、台湾のテックマンロボットの協働ロボットを導入した。単発プレス加工では作業者が常に機械の前に張り付く必要があるが、同社は2台の協働ロボットシステムを駆使して板材の供給から成形品の取り出しまでの一連の工程を自動化した。「『これなら自動化できそうだ』と直感的にイメージできたため、数ある協働ロボットメーカーの中からテックマンロボットを採用した」と伊藤社長は語る。

[活躍するロボジョvol.32]基本的なルールはしっかりと!/スターテクノ 鷲見真由子さん

ロボット業界で活躍する女性にスポットを当てた連載「活躍するロボジョ」。第32回は、自動車業界向けにロボットシステムを提供するシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)のスターテクノ(愛知県岩倉市、塩谷陽一社長)で、ロボットのティーチング(教示)からシステムの据え付け、アフターサポートまでを担当する鷲見真由子さんを紹介する。高校卒業後はマスコミ関連の専門学校に進んだが、会社の雰囲気や説明会での対応に魅力を感じて同社への入社を決めた。そんな鷲見さんは働く中で、「基本的なルールをしっかりと守ること」を大切にしている。

体験会でパレタイジングシステムの操作性や新機能をアピール/Closer

筑波大学発の人工知能(AI)ロボティクスベンチャーのCloser(クローサー、茨城県つくば市、樋口翔太社長)はこのほど、パレタイジング(積み付け)の自動化システム「Palletizy(パレタイジー)」の体験会を開催した。パレタイジーは協働ロボットを使ったパッケージシステムで、段ボール箱などをパレット(荷役台)に積み付ける作業を自動化する。体験会の参加者は「パレタイジーの操作性や便利な機能を体験できた」と語る。

[SIerを訪ねてvol.48]金型とSIerの二刀流を武器に/丸正精工

金型メーカーの丸正精工(名古屋市守山区、今吉智彦社長)は2022年、金型製造で培った加工技術を生かし、金属加工分野のシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)事業に新規参入した。また、同年には、自動化・省人化のトータルソリューションブランドとして「CRAEVO(クラエボ)」も立ち上げた。同社は今後、金型とSIerの二刀流を武器に金属加工分野の自動化や省人化に貢献する。

[注目製品PickUp! vol.71]国内の現場で、より魅力が輝く/オークラ輸送機「EasyPAL(イージーパル)」

マテリアルハンドリング(マテハン)大手のオークラ輸送機(兵庫県加古川市、大庫良一社長)は6月、パレタイズシステム「EasyPAL(イージーパル)」を発売した。デンマークのユニバーサルロボット(UR、日本支社=東京都港区、山根剛代表)の協働ロボット「UR20」を軸に周辺機器と教示作業につかう独自のソフトウエアなどを組み合わせた。小野山達夫常務は「発売後、想定以上の反響を得た。国内ならではの生産現場や物流現場で、特に魅力を発揮できる製品」と期待を込める。

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