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実機展示に大きな注目/第4回 今すぐ使える!IoT・AI・ロボット展

6月17日、第4回「今すぐ使える!IoT・AI・ロボット展」が神戸市中央区の展示会場「神戸サンボーホール」で開催された。神戸市と新産業創造研究機構が主催し、2019年に初開催して以降毎年開催している。今回展は「今日から踏み出すDXの第一歩」をテーマに、44社・団体が出展した。地元である兵庫県の企業が多く出展した他、「神戸市・欧州パビリオン」でデンマークの協働ロボットメーカーのユニバーサルロボットなども出展した。

[SIerを訪ねてvol.23]機械の知見が強み/三宝精機工業

全国のシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)を紹介する本連載。今回取材した三宝精機工業(横浜市戸塚区、金子一彦社長)は、工作機械のオーバーホールやレトロフィットが本業だ。その技術をコアに、ロボットSIerとして工作物(ワーク)の搬送や組み付けなど、金属加工を中心に自動化を提案する。工作機械の知見を生かした従来からのSIer事業に加え、現在は協働ロボットの活用にも意欲的に取り組む。

多関節ロボットによるプレス間搬送を高速化/アマダプレスシステム

アマダプレスシステム(神奈川県伊勢原市、堀江喜美雄社長)は4月12日、多関節ロボットプレスラインシステム「ARPAS(アルパス)」を発売した。複数のプレス機と多関節ロボットで構成される生産ラインでは、従来はプレス機のスライドが上がりきった後にロボットで加工対象物(ワーク)を搬送していた。アルパスでは、プレス機とロボットを協調制御し、動作をオーバーラップさせながらワークを搬送することで、生産のタクトタイムを短縮した。

自動化の第一歩を! 軸数絞って扱いやすく【後編】/ブラザー工業、田中工画

ブラザー工業の「BV7-870」は、軸数を4軸に絞って扱いやすくした垂直多関節型のローディングシステムだ。自社製工作機械の専用オプションで、2019年5月に発売してから引き合いや納入実績も徐々に増えている。後編ではBV7-870を昨年2月に導入した田中工画(静岡県三島市、田中契斗社長)を訪問し、ユーザーの「生の声」をリポートする。自動化の一歩目を踏み出す狙いで、BV7-870の導入に踏み切ったという――。

自動化の第一歩を! 軸数絞って扱いやすく【前編】/ブラザー工業、田中工画

ブラザー工業は4軸の垂直多関節型のローディングシステム「BV7-870」を2019年5月に発売した。自社製工作機械の専用オプションで、軸数を4軸に絞って扱いやすくしたのが大きな特徴だ。ロボットに不慣れな中小企業などに自動化の第一歩を踏み出してもらう狙いで、最近はストッカーなども含めた標準パッケージの拡充や提案にも力を注ぐ。前編ではBV7-870の特徴などを詳しく解説する。

[国際ロボット展 特別リポートvol.11]THKが見据える、自動化普及の「次の段階」

THKは「2022国際ロボット展(iREX2022)」の会場で、新製品の回転モジュール「RMR」を発表した。ロボットの関節用のモジュール(機能に必要な要素をまとめた複合部品)だ。一見すると、要素部品を組み合わせてモジュールにしただけに思えるが、星野京延常務執行役員は「自動化システムの『次の段階』を見据えた戦略的製品」と話す。

[国際ロボット展 特別リポートvol.6]工作機械の自動化も進化/シチズンマシナリー、KUKAジャパン、シュンク・ジャパン

まん延防止等重点措置が実施される中でも約6万2400人の来場者を集めた「2022国際ロボット展(iREX2022)」。Vol.2ではユニバーサルロボットによる工作機械の自動化提案を取り上げたが、他にも工作機械向けの自動化を提案する企業は多かった。各社工夫を凝らし、新たなソリューションをアピールする。ひと口に工作機械向けと言っても、その提案内容は幅広い。

ロボット主役のIoT提案など目立つ

12月1日~3日、東京都江東区の東京ビッグサイトでモノのインターネット(IoT)などの展示会「スマートファクトリーJapan」や、金属部品メーカーが多く出展する展示会「高精度・難加工技術展」が開かれている。工場向けのIoTと併せてロボットを提案したり、金属部品の仕上げ用加工機とロボットを組み合わせた展示が並んだ。

[気鋭のロボット研究者vol.21]実用に重要な「臨機応変さ」【後編】/青山学院大学 田崎良佑准教授

田崎良佑准教授は、ガントリーローダーの制振にも取り組む。もともと、学部生時代には建築物の制振技術やそのシミュレーションに熱中。その後、修士課程から実際に物体を動かして研究する楽しさと大切さに気付き、本格的にロボットや自動化装置の研究を始めた。そんな田崎准教授の経験が生きるのが、この研究だ。

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