自律移動型AGVが物流現場で稼動/関通
通販物流支援サービスなどを手掛ける関通は7月28日、兵庫県尼崎市の関西主管センターで、自律移動型の無人搬送車(AGV)「Syrius(シリウス)」の稼働を開始したと発表した。
シリウスは中国のベンチャー企業シリウスロボティクスが開発したAGVで、物流倉庫で出荷製品を集めるピッキング作業を支援する。
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通販物流支援サービスなどを手掛ける関通は7月28日、兵庫県尼崎市の関西主管センターで、自律移動型の無人搬送車(AGV)「Syrius(シリウス)」の稼働を開始したと発表した。
シリウスは中国のベンチャー企業シリウスロボティクスが開発したAGVで、物流倉庫で出荷製品を集めるピッキング作業を支援する。
オムロンは7月31日、ロボットや、センサーなどの制御機器を一つのコントローラーで操作できる「ロボット統合コントローラー」を発売した。これまではロボットとその他の機器の制御には別々のコントローラーが必要で、システムインテグレーター(SIer、エスアイアー)などは複数のプログラミング言語を使い、動きを同期させることで自動化システムを構築していた。そのため、ロボットと機器の動きにズレが生まれやすく、熟練者の手が必要な複雑な組み立てなどの自動化は難しかった。コントローラーを一つにまとめたことで、複雑なプログラムを組む必要がなくSIerへの負荷を軽減する。
スイスに本社を置くABBは7月28日、新たにラインアップに加わった「3D品質検査(QI)ロボットセル」により、一般的な3次元(D)測定機の10倍の速度での製品検査が可能になったと発表した。ロボットアームの先端に白色光光学センサーを搭載し、検査対象の部品の表面形状を取得。設計データと比較することで、欠陥や傷などを検出できる。検査対象物を載せる回転テーブルなどと組み合わせて使え、検査対象の大きさに制限はない。
半導体や電子部品、電子機器を扱う商社のリョーサンは、今年1月から協働ロボットの輸入販売を始めた。扱うのはドイツのFranka Emika(フランカ・エミカ)と、中国の新松機器人自動化(新松)の協働ロボットだ。両ブランドならではの特徴を生かした提案で、市場開拓を目指す。
無人搬送車(AGV)「CarriRo(キャリロ)」シリーズなどを開発、販売するZMP(東京都文京区、谷口恒社長)は8月18日~28日、ウェブ上と東京都江東区に新設したショールーム「キャリロイノベーションセンター」で、自社製品を一堂に紹介するイベント「ZMP World(ワールド)2020」を開く。
半導体や電子部品、電子機器を扱う商社のリョーサンは、今年1月から産業用ロボットの輸入販売を始めた。扱うのはドイツのFranka Emika(フランカ・エミカ)と、中国の新松機器人自動化(新松)の協働ロボットだ。同社が両ブランドの協働ロボットを選んだ決め手とは――。
NECは7月27日、ロボットに動作を記憶させるティーチング作業を自動化する人工知能(AI)技術「目標指向タスクプランニング」を開発したと発表した。この技術を使えば、現場の作業者が作業目標を指示するだけで、その目標を達成するための動作命令をAIが自動作成し、ロボットに実行させられる。
産業機械部品などを輸入販売するキャプテンインダストリーズ(東京都江戸川区、山下宏社長)は7月20日、産業用ロボットなどを囲む安全柵用のドアシステム「コンバインド ヒンジ/スライド・ドア」を国内発売した。ヒンジ式のドアとスライド式のドアを融合させたシステムで、本体パネルにスライドレール、支柱にヒンジを付加した。
モーションリブ(川崎市幸区、溝口貴弘最高経営責任者<CEO>)は7月17日、市販の協働ロボットに力触覚機能を付与する遠隔操作ロボット用の集積回路(IC)チップ「AbcCore」を開発したと発表した。
中国に本社を置く物流用の搬送ロボットメーカー、ギークプラス(日本法人=東京都港区、佐藤智裕社長)は7月20日、物流コンサルティング事業などを手掛けるSBロジスティクス(東京都港区、冨澤文秀社長)とともに、大阪府吹田市にあるアスクルの物流センターに搬送ロボット「P500R」を111台導入したと発表した。