
ロボットコントローラー用の機能安全オプションユニットを新発売/ヤマハ発動機
ヤマハ発動機は6月13日、ロボットコントローラー「RCX340」で制御するスカラロボットや3軸以上の直交ロボットを対象とした機能安全用のオプションユニット「RCX3-SMU」を今年6月に発売すると発表した。
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ヤマハ発動機は6月13日、ロボットコントローラー「RCX340」で制御するスカラロボットや3軸以上の直交ロボットを対象とした機能安全用のオプションユニット「RCX3-SMU」を今年6月に発売すると発表した。
40小間の規模でロボットテクノロジージャパン(RTJ)2024に臨むデンソーウェーブ(愛知県阿久比町、相良隆義社長、C-01)。同社は「未自動化領域」の自動化に貢献する人工知能(AI)技術や協働ロボットのアプリケーション(応用事例)開発などに注力しており、RTJ2024でも未自動化領域にアプローチするさまざまなソリューションを展示する予定だ。FAプロダクト事業部長の神谷孝二執行役員は「お客さまに自動化のメリットを具体的にイメージしていただけるよう、会場では実用的なソリューションを提案したい」と述べる。
Mujin(ムジン、東京都江東区、滝野一征最高経営責任者<CEO>)は6月19日、愛知県岡崎市に岡崎事業所を開所すると発表した。国内のエンジニアリングを担う子会社Mujin Japan(ムジンジャパン、東京都江東区、荒瀬勇CEO)の拠点で、今年秋の稼働を予定する。
ファナック(E-55)といえば黄色いロボットで有名だが、近年は緑色や白色のロボットでも知られる。ロボットテクノロジージャパン(RTJ)では展示の半分以上を白い協働ロボット「CRXシリーズ」にするという。山口賢治社長は「これから自動化に取り組みたい方には、取っ付きやすいCRXをおすすめしたい」と、製造業の集積地である愛知県での展示会に期待を寄せる。
空圧機器メーカーの日本ピスコ(長野県岡谷市、河西利行社長)は昨年8月、「ロボットハンドユニット設計サービス」を始めた。顧客の要望に合わせて、ロボットハンドを設計し、一体のユニットにして提供する。すでに、段ボール箱の組み立て用のロボットハンドを製作するなどの実績もある。部品メーカーのイメージが強い同社が、このようなユニット設計から手掛けるサービスを始めた狙いとは。
物流や小売り向けの自動化システムを開発・販売するROMS(東京都品川区、前野洋介社長)は6月19日、千葉県の倉庫事業者エスアイビー(千葉県柏市、八巻正弘社長)の流山倉庫に立体型ピース仕分け機「Nano-Sorter(ナノ・ソーター)」が採用されたと発表した。
NHK総合で6月27日に放送されるテレビ番組「魔改造の夜」にマブチモーター社員が出演すると同社が発表した。同番組では製造企業のエンジニアが家電製品やおもちゃなどを改造し、その技術を競い合う
スギノマシン(富山県滑川市、杉野良暁社長)は自動化装置の導入をサポートする「自動化コンサルティングサービス」を中小企業向けに提供する。「今やサービスは生産設備の機能の一つといえるほどに必要不可欠な存在。またサービスの差別化は競争力の源泉にもなり得る」と杉野岳副社長は語る。工程の自動化だけでなく、生産管理システムも提供し、工場全体の効率化もサポートする。
樹脂成形を得意とする石川樹脂工業(石川県加賀市、石川章会長)は、この5年で生産性を約2倍まで引き上げた。従来は人手に頼りきりだったが、協働ロボットの導入を機に生産現場の景色を一変させた。後編では、同社が内製したロボットシステムの具体的な作業内容を中心に紹介する。
樹脂成形を得意とする石川樹脂工業(石川県加賀市、石川章会長)は、この5年で生産性を約2倍まで引き上げた。従来は人手に頼りきりだったが、協働ロボットの導入を機に生産現場の景色を一変させた。石川会長は「地元の金融機関からも『無謀だ』と言われた。ただ、社内にロボットを扱えそうな人材や素養があったので、思い切ってリスクを取った。あの時に決断してよかった」と導入当時を振り返る。