
アイデアの共創に向けラボ新設/ベッコフオートメーション
ドイツの制御機器メーカーの日本法人、ベッコフオートメーション(横浜市中区、川野俊充社長)は8月22日、東京都大田区に「ベッコフ共創ラボ」を開設した。ユーザーに技術サポートを提供する拠点としてだけでなく、ショールームや共同研究の場としての機能も持つ。技術者の集積地である大田区にラボを設けたことで、新しいアイデアの共創を加速させる狙いだ。
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ドイツの制御機器メーカーの日本法人、ベッコフオートメーション(横浜市中区、川野俊充社長)は8月22日、東京都大田区に「ベッコフ共創ラボ」を開設した。ユーザーに技術サポートを提供する拠点としてだけでなく、ショールームや共同研究の場としての機能も持つ。技術者の集積地である大田区にラボを設けたことで、新しいアイデアの共創を加速させる狙いだ。
ロボットの遠隔操作システムの構築をサポートし、多様な働き方の実現を目指すのがリモートロボティクス(東京都港区、田中宏和社長)だ。今年5月、遠隔操作システムの開発を支援するサービス「Remolink Builder(リモリンクビルダー)」の提供を始めた。Remolink Builderを活用したリモートロボットシステムの開発・提案に取り組むSSI(浜松市中区)の小笠原誠社長は「これまでロボットを導入してこなかった現場にも提案したい」と語る。遠隔操作のデモシステムを、9月13日から千葉市美浜区の幕張メッセで開催される製造業の専門展「スマート工場EXPO」で披露する。
知能ロボットを中核に産業オートメーション事業を手掛けるMujin(ムジン、東京都江東区、滝野一征最高経営責任者)は9月5日、「シリーズCラウンド」で総額123億円の資金調達を実施したと発表した。これにより同社の累計調達額は205億円となった。
リモートロボティクス(東京都港区、田中宏和社長)は9月5日、千葉県の幕張メッセで9月13日~15日に開かれる製造業向けの合同展「ファクトリー・イノベーション・ウィーク」で田中宏和社長が特別講演すると発表した。
人工知能(AI) を使った外観検査の自動化に取り組むベンチャー企業のHACARUS(ハカルス、京都市中京区、藤原健真社長)は8月21日、AI外観検査のデモを体験できる施設「ショールーム はかる」を本社オフィス内に開設した。
エプソン製品の国内販売を担うエプソン販売(東京都新宿区、鈴村文徳社長)で、ロボットの検証や顧客のトレーニングを担当する遠藤綾乃さん。文系出身ながらロボットに関する技術的な業務に携わっている。もともと手先を動かし、考え、没頭できる地道な作業が好きな性格であり、トレーナーとして顧客のトレーニングに向き合うことにもうれしさを見いだしている。ゆくゆくは自社が関わるさまざまな領域のさまざまな人と仕事がしたいと話す。
リモートロボティクス(東京都港区、田中宏和社長)は8月30日、大手ロボットメーカーのデンソーウェーブ(愛知県阿久比町、相良隆義社長)とシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)の高丸工業(兵庫県西宮市、高丸正社長)の2社と、「Remolink Partners(リモリンクパートナーズ)」契約を締結したと発表した。
自律移動型搬送ロボット(AMR)を開発するベンチャー企業のLexxPluss(レックスプラス、川崎市川崎区、阿蘓将也社長)は8月14日、本社を移転し、新事務所Kawasaki-LAB(カワサキ・ラボ)で業務を開始した。
セレンディップ・ホールディングスが台湾のテックマンロボットの国内代理店を務めるプレミアエンジニアリング(千葉県船橋市、松本大亮社長)と協業し、中堅・中小製造業向けの自動化ソリューション提案を強化している。製造現場を熟知したセレンディップ・ホールディングスのコンサルタントが顧客の製造現場全体の課題を分析した上で、最適な工程や作業への協働ロボット導入を支援する。単一の工程だけにとどまらず製造現場全体まで視野を広げ、全体最適の視点で省人化や自動化を提案するのが大きな強みだ。
ドイツに本社を置くエンドエフェクターやツールホルダーのメーカー、シュンクの日本法人シュンク・ジャパン(東京都品川区、星野泰宏社長)は7月14日、本社併設のロボットアプリケーション(応用事例)センターでありショールームでもある「CoLab(コラボ)」をオープンした。CoLabは、顧客と真のコラボレーション(コラボ)を図り、よりダイレクトに声を拾い上げるために、シュンクがグローバルに展開する戦略的な施設だ。足を踏み入れれば多数のアプリケーションが並び、ロボットを使う想像力を刺激される場所だった。