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[注目製品PickUp! vol.75]3Dビジョンシステムの撮影速度を3倍に/Zivid「Zivid2+R」

ノルウェーに本社を置くZivid(ジビッド)は昨年12月、ロボットアームの手首に取り付けるタイプの3Dビジョンシステムの新製品「Zivid2+R(ジビッド・ツー・プラス・アール)」を発売した。従来比3倍の撮影速度を実現した機種で、3Dの点群情報だけでなく、色の情報も同時に取得できる。透明な対象物(ワーク)や光を反射するワークも精度よく認識可能だ。「Zivid2+Rならビジョンシステムがボトルネックにならず、システム全体の生産性を高められる。3Dビジョンシステムには安価なものもあるが、Zivid2+Rのような高性能・高品質な製品を選ぶべき」と黒澤和人セールスディレクターは言う。

[ショールーム探訪vol.34]製品の良さを見て触れて体感できる/オークラ輸送機「オークラ本社工場ショールーム」

マテリアルハンドリング(マテハン)大手のオークラ輸送機(兵庫県加古川市、大庫良一社長)は、顧客に最新技術を提案する場として本社敷地内に「オークラ本社工場ショールーム」を構える。記者がショールームを訪ねた日は同社製品の導入を検討する顧客向けの内覧会が開催されていた。記者も顧客に混ざり、実際に製品を試したり、間近でロボットが動く様子を目の当たりにしたことで、製品の機能や強みを体感できた。

[活躍するロボジョvol.36]近隣住民との触れ合いが活力に/ZMP イレム・ウィグルさん

自動搬送ロボットなどを開発、販売するZMP(東京都文京区、谷口恒社長)のイレム・ウィグルさんは、ロボットエンジニアとして自動走行技術の開発を手掛ける。自動走行で重要な自己位置を認識する技術の調整も担当しており、停止位置の精度向上などを実現した。ウィグルさんは「公道で走行実証をしていると、ロボットに興味を持った子どもたちの反応を見られるのがうれしく、開発に力が入ります」と話す。

塗装工程のコストとCO₂排出量の削減を目指し、ESSと提携/ABB

スイスのロボットメーカーのABBは12月16日、オーストリアに本社を置くEngineering Software Steyr(ESS、エンジニアリング・ソフトウエア・シュタイアー)と戦略的提携を結び、自動車の塗装工程向けのシミュレーションツールを共同開発すると発表した。ABBは少数株主としてESSに出資する。出資額は非公表。

超軽量ロボットは片手で持てる、日本法人設立しショールームも開設/REALMAN ROBOTICS鄭随兵CEOインタビュー

中国の協働ロボットメーカーRealMan Intelligent Technology(リアルマン・インテリジェント・テクノロジー)が日本法人REALMAN ROBOTICS(リアルマンロボティクス、東京都江東区、易峰社長)を設立し、12月から本格的に営業を開始した。リアルマンロボティクス本社にはショールームも併設し、さまざまなタイプの実機を常設展示する。日本法人の開業に合わせて来日した創業者の鄭随兵最高経営責任者(CEO)に、同社の強みや日本市場参入の狙いを聞いた。

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