
ロボットや人を邪魔しない配置がしやすいレーザーセンサー/オムロン
オムロンは3月、長距離対応の高感度レーザーセンサー「E3AS-HF」を発売すると発表した。 対象物(ワーク)に対し、±85度の角度でも検出できる角度特性が大きな特徴の一つ。
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オムロンは3月、長距離対応の高感度レーザーセンサー「E3AS-HF」を発売すると発表した。 対象物(ワーク)に対し、±85度の角度でも検出できる角度特性が大きな特徴の一つ。
ロボットダイジェストの記者が、読者に代わってショールームを訪問する連載企画「ショールーム探訪」。第35回は、自動車部品の製造やFA(ファクトリーオートメーション=工場自動化)システムの構築などを手掛ける近藤製作所(愛知県蒲郡市、近藤茂充社長)が昨年6月にリニューアルオープンした「坂本工場ショールーム」を紹介する。同社の製品に込められた思いや製品が生まれた背景を理解できるだけではなく、最新の自動化技術を楽しみながら体感できるのが特徴だ。
直交ロボットメーカーのスター精機(愛知県大口町、塩谷陽一社長)は3月3日、グループ企業でシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)のスターテクノ(愛知県岩倉市、同社長)が開発した「段ボール箱自動組立ロボットシステム」の販売を開始したと発表した。
ドイツに本社を置く樹脂部品メーカー、イグスの日本法人(東京都墨田区、吉田剛社長)は3月5日、栃木県さくら市に工場を建設すると発表した。新工場は敷地面積が約4万1800㎡で、延べ床面積が約1万㎡。投資額は土地と建物で約35億円。
ドイツのロボットメーカーKUKA(クカ)とフランスのソフトウエアメーカーのダッソー・システムズは2月24日、テキサス州ヒューストンでダッソーシステムズが開催したイベント「3Dエクスペリエンスワールド2025」でパートナーシップを締結したと発表した。KUKAのデジタルエコシステム「mosaixx」にダッソー・システムズがプラットフォームや関連アプリケーションを提供する。
1959年の創業以来、機械工具の専門商社として事業を発展してきたこうら(名古屋市熱田区、小浦正喜社長)はロボットハンドの設計、製作に成功したのを機に、2020年に金属プレス加工分野のシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)事業に本格参入した。同社は「“ちょっとした”自動化や省人化」をモットーに掲げ、生産ライン全体ではなくまずは特定の工程から自動化を進めることで、顧客の省人化や生産性向上に貢献する。
Exotec Nihon(エグゾテックニホン、東京都港区、立脇竜社長)は2月7日、ロボット自動倉庫「Skypod(スカイポッド)システム」の新世代モデルを開発したと発表した。保管棚の最下段を搬送ロボットの走行スペースにするなどして入出庫の処理能力を5割、保管能力を3割高めた。「従来の保管・ピッキングだけでなく、その後の梱包や順立て、仕分けなどにも対応する。国内でもスカイポッドシステムの導入件数は増えてきたが、新世代システムにより販売に拍車を掛けたい」と立脇社長は語る。
機械振興協会は2月20日、第59回機械振興賞の表彰式を開催した。ロボット業界からはチトセロボティクス(東京都文京区、西田亮介社長=写真左から2番目)の「校正不要で超高精度制御を実現する産業ロボット制御ソフトの開発」が中小企業庁長官賞に選ばれた。
安川電機が自律ロボットとして開発した「MOTOMAN NEXT(モートマンネクスト)」――。それは一体どんなものなのか、「一言で表すのは難しい」と上席執行役員の岡久学ロボット事業部長は言う。細かい動作プログラミングが不要な教示(ティーチング)レスのロボットで、布のような不定形物も扱える。「そうした説明は正しいが、それはモートマンネクストの一面でしかない」と話す。岡久事業部長に同製品の本質を聞いた。
愛知県は2月14日、「令和6年(2024年)度愛知県産業用ロボット活用支援事業」の一環として、愛知県刈谷市にあるブラザー工業の刈谷工場のショールーム「ブラザーテクノロジーセンター(BTC)」で少人数制のロボット導入支援研修会を開催した。