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SIer向け商品説明会、画像認識の特設展示が盛況/日本ロボットシステムインテグレータ協会

日本ロボットシステムインテグレータ協会(SIer協会、会長・久保田和雄三明機工社長)は2月21日、都内の大田区産業プラザPiOで「ロボットFA関連商品説明会」を開催した。ロボットユーザーやシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)など約150人が来場した。

[注目製品PickUp! vol.79]静電チャック技術を応用し、多様な立体形状もつかめるように/クリエイティブテクノロジー「ソフトグリッパー」

半導体のウエハー搬送などで主に使われる静電チャックをコア技術とするクリエイティブテクノロジー(川崎市高津区、辰己良昭社長)は、その技術をロボットハンドにも応用し「ソフトグリッパー」を開発した。静電チャックは通常、平面形状のワークを吸着して持ち上げるが、ソフトグリッパーは球体や円柱など多様な形状のワークを1台でつかめるため、多品種の生産現場の自動化に役立つ。

[注目製品PickUp!vol.78]試料の調合・希釈に自動化を提案/アラインテック「LRS」

システムインテグレーター(SIer、エスアイアー)のアラインテック(山口県岩国市、上田文雄社長)は、研究開発分野における試料の調合、希釈の自動化システム「LRS」を開発、販売する。ラボラトリーオートメーション(実験作業の自動化)にターゲットを絞り、その中でもひょう量など研究者にかかる負担が大きい作業を自動化する。ロボットでは難しいデリケートな作業には自社開発の専用機を使い、人が介在する余地を可能な限り削減した。今後は対応する業界の拡大を目指す。

食品包装のラベルを判読するAIを発売/山善

山善は2月13日、人工知能(AI)を搭載した画像検査装置「EYEbeGENESIS TEXT(アイビージェネシス・テキスト)」と「EYEbeGENESIS premium(アイビージェネシス・プレミアム)」を発売した。アイビージェネシスは、従来よりも少ないデータで効率的に学習できる最新のAIを搭載する。装置メーカーでAI開発も手掛ける三友工業(愛知県小牧市、花木諭一社長)がパートナーとして製品化。山善グループが販売を担い、2025年度に3億円の売り上げを目指す。

KUKA、ダッソー・システムズとパートナーシップを締結

ドイツのロボットメーカーKUKA(クカ)とフランスのソフトウエアメーカーのダッソー・システムズは2月24日、テキサス州ヒューストンでダッソーシステムズが開催したイベント「3Dエクスペリエンスワールド2025」でパートナーシップを締結したと発表した。KUKAのデジタルエコシステム「mosaixx」にダッソー・システムズがプラットフォームや関連アプリケーションを提供する。

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