
スペインの工作機械メーカーがロボット市場に参入/ダノバット
スペインに本社を置く工作機械メーカーのダノバットが6軸仕様の垂直多関節ロボット「DMTRシリーズ」を開発し、ロボット市場に参入した。
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スペインに本社を置く工作機械メーカーのダノバットが6軸仕様の垂直多関節ロボット「DMTRシリーズ」を開発し、ロボット市場に参入した。
直交ロボットメーカーのスター精機(愛知県大口町、塩谷陽一社長)は3月3日、グループ企業でシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)のスターテクノ(愛知県岩倉市、同社長)が開発した「段ボール箱自動組立ロボットシステム」の販売を開始したと発表した。
日本ロボットシステムインテグレータ協会(SIer協会、会長・久保田和雄三明機工社長)は2月21日、都内の大田区産業プラザPiOで「ロボットFA関連商品説明会」を開催した。ロボットユーザーやシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)など約150人が来場した。
半導体のウエハー搬送などで主に使われる静電チャックをコア技術とするクリエイティブテクノロジー(川崎市高津区、辰己良昭社長)は、その技術をロボットハンドにも応用し「ソフトグリッパー」を開発した。静電チャックは通常、平面形状のワークを吸着して持ち上げるが、ソフトグリッパーは球体や円柱など多様な形状のワークを1台でつかめるため、多品種の生産現場の自動化に役立つ。
ドイツに本社を置く樹脂部品メーカー、イグスの日本法人(東京都墨田区、吉田剛社長)は3月5日、栃木県さくら市に工場を建設すると発表した。新工場は敷地面積が約4万1800㎡で、延べ床面積が約1万㎡。投資額は土地と建物で約35億円。
オリエンタルモーター(東京都台東区、川人英二社長)は2月28日、自作の無人搬送車(AGV)や自律走行型搬送ロボット(AMR)に組み込めるモバイル・ロボット・コントローラー「MVC01」を発売した。
システムインテグレーター(SIer、エスアイアー)のアラインテック(山口県岩国市、上田文雄社長)は、研究開発分野における試料の調合、希釈の自動化システム「LRS」を開発、販売する。ラボラトリーオートメーション(実験作業の自動化)にターゲットを絞り、その中でもひょう量など研究者にかかる負担が大きい作業を自動化する。ロボットでは難しいデリケートな作業には自社開発の専用機を使い、人が介在する余地を可能な限り削減した。今後は対応する業界の拡大を目指す。
山善は2月13日、人工知能(AI)を搭載した画像検査装置「EYEbeGENESIS TEXT(アイビージェネシス・テキスト)」と「EYEbeGENESIS premium(アイビージェネシス・プレミアム)」を発売した。アイビージェネシスは、従来よりも少ないデータで効率的に学習できる最新のAIを搭載する。装置メーカーでAI開発も手掛ける三友工業(愛知県小牧市、花木諭一社長)がパートナーとして製品化。山善グループが販売を担い、2025年度に3億円の売り上げを目指す。
遠隔操作ロボットで溶接をする特別授業が2月14日、神戸市立神戸工科高校で実施された。ロボティクスコースの3年生11人が参加。システムインテグレーターの高丸工業(兵庫県西宮市、高丸正社長)が協力し、高丸泰幸専務が講師を務めた。
ドイツのロボットメーカーKUKA(クカ)とフランスのソフトウエアメーカーのダッソー・システムズは2月24日、テキサス州ヒューストンでダッソーシステムズが開催したイベント「3Dエクスペリエンスワールド2025」でパートナーシップを締結したと発表した。KUKAのデジタルエコシステム「mosaixx」にダッソー・システムズがプラットフォームや関連アプリケーションを提供する。