連結して複数パレットを1台で搬送/ZMP
無人搬送車(AGV)などを開発、販売するZMP(東京都文京区、谷口恒社長)は10月13日、1台で複数のパレット(荷役台)の搬送を可能にする新機能「パレットコンビ」の受注を開始した。パレット積載タイプのAGV「CarriRo(キャリロ)AD+」のオプションで、従来はパレットの下に潜り込んで搬送することしかできなかったが、専用パレット台車と連結アタッチメントを新たに開発。
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無人搬送車(AGV)などを開発、販売するZMP(東京都文京区、谷口恒社長)は10月13日、1台で複数のパレット(荷役台)の搬送を可能にする新機能「パレットコンビ」の受注を開始した。パレット積載タイプのAGV「CarriRo(キャリロ)AD+」のオプションで、従来はパレットの下に潜り込んで搬送することしかできなかったが、専用パレット台車と連結アタッチメントを新たに開発。
大日本印刷(DNP)は10月9日、配線に伸縮性を持たせた「接触センサーユニット」を開発したと発表した。ロボットハンドで食品などをつかむ際の、把持力検知に使用する。
安川電機は、段ボール箱など荷物の積み付け作業(パレタイズ)に使うロボット「MOTOMAN(モートマン)-PLシリーズ」4機種を発売した。最大可搬質量190kgのPL190、320kgのPL320、500kgのPL500、800kgのPL800を新たにラインアップした。最大リーチはいずれも3159mm。
豊田自動織機の社内カンパニーのトヨタL&Fカンパニーが開発したモバイルロボット(自律走行ロボット)「AiR(エア)シリーズ」は、独自方式の追従機能で作業者の後ろを正確に追いかける。これまで荷物の運搬で台車を押していた手間を省くことができる。さらに自律走行モードに切り替えれば、荷物をAiRに積んでボタンを押すだけで、自動で指定した場所まで運んでくれる。これまで同社はフォークリフトなどの大型の荷物を運搬する設備を製造してきたが、インターネット通販などの普及で小口の荷物を運ぶニーズが高まり、小型の自律走行ロボットの開発に至った。
自動化設備を設計、開発、製造するテクノ21グループ(愛知県岡崎市、上村照樹社長)は、新機軸のビジネス「ロボット工場受託サービス」を立ち上げた。顧客の工場にロボットシステムを納めるのではなく、同社の工場内に独自開発のロボットを使った生産ラインを設置し、顧客に代わって生産を請け負う。「初期投資が不要なので、自動化の最初のステップとして受託サービスを使ってほしい」と上村社長は語る。ロボット活用の新たなモデルとして注目を集めそうなこのサービス、一体どのようなものなのか?
ロボット向けツールチェンジャーを製造するビー・エル・オートテック(神戸市兵庫区、渡辺和成社長)は9月、回転物の軸に取り付け、配線や配管の絡まりを防ぎながら電気信号や圧縮空気を供給するロータリージョイント「BLロータリジョイント PN-ZERO(ゼロ)シリーズ」に、イーサネットと呼ばれるネットワーク規格に対応するタイプを追加した。
大手鋳造装置メーカーの新東工業は10月13日、昨年2月に開発したひずみゲージ式6軸力覚センサー「ZYXer(ジクサー)」がファナック、川崎重工業、デンソーウェーブ(愛知県阿久比町、中川弘靖社長)の国内ロボットメーカー3社のオプションとして正式採用されたことを発表した。
豊田自動織機の社内カンパニーのトヨタL&Fカンパニーは、モバイルロボット(自律走行ロボット)「AiR(エア)シリーズ」を新たに開発した。「障害物回避」「ヒト追従」「経路の自動生成」「全方向移動」の4つの機能を備え、物流倉庫などで荷物を取り出す作業者の後ろを追いかける。台車を押す必要が無く、モードを切り替えれば自動で指定した場所まで荷物を運べるため、作業者が荷物を運搬する手間を省ける。「人と一緒に働いて愛着を持たれるような、作業者のよきパートナーになれるものとして開発した」と一条恒R&Dセンター長は強調する。
東芝三菱電機産業システム(東京都中央区、山脇雅彦社長)は9月30日、長崎市の長崎事業所に産業用ロボットを導入し、主力製品「プレミアム高効率シリーズ」など中型モーターの出荷検査を自動化したと発表した。
ファナックは10月12日から国内で、スマートフォン(スマホ)を利用した問い合わせサービス「FabriQR Contact(ファブリキュアコンタクト)」を開始した。ファブリキュアコンタクトは、問い合わせ対応の迅速化を図るためのサービスだ。